謝名城産のタケノコ。やんばるの春を感じる味
少し前の話ですが、今年も謝名城産のタケノコがたくさん採れたと両親から連絡がありました。
たまたま弟が帰省中だったので、手伝いをしてくれたようです。

元々は、オバァが収穫していたものを両親が引き継いでいます。
この時期のやんばるを感じるもののひとつとして、地域に根づいている味ですね。
タケノコは採ってすぐに処理をしないと、固くなってしまうとのこと。
朝早くから収穫に行き、午前中いっぱいかけて下処理まで行うため、なかなかの重労働だそうです。

子どもの頃は、オバァが持ってきてくれるものを食べるだけでした。正直なところ、子どもにはそのおいしさが分かりにくい食べものでもあったように思います。
大人になった今は、その素朴な味わいと独特の食感に、少しずつ良さを感じるようになりました。
時期が限られていること、ただ自然に生えているだけではなく、害獣との付き合いや、収穫しやすくするための場所の手入れがあること。
そうした手間を知るほど、続けてきた人たちには頭が上がらない思いです。
昔は何気なく食べていたものの中にも、謝名城の季節や、家族が続けてきた手仕事が静かに残っているのだと感じます。
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